【満足度を下げない節約】成功させるには、「ツール」と「感情」を利用する

【2024年4月改訂】

こんにちは! ぼっちな、ぼっちです。

この記事は、こんな人におすすめです。

  • 節約しているつもりなのに、貯金が増えない人
  • 節約したいけど、生活レベルは下げたくない人
  • 上手に節約するためのツールを探している人

2022年から、年間予算を立てて、本格的に節約を始めました。


予算の「数字」と自分の「感情」を利用して、
2023年の出費額は2022年と比較して、17.3%(約55万円)節約できました。


節約できた理由は、
  • 予算を立てて、数字で管理しているから
  • 自分の感情(負けたくない)を利用しているから
  • 自分の中の「当たり前」を疑ったから
  • 価値に見合わないサービスを解約したから

この4点です。

結果として、自分が本当に欲しいものに、お金を使うことができるようになりました。

そして、一番大切にしていることは、「節約を楽しむこと」です。

節約を成功させるために、まずやること

まずやることは、
  • 銀行口座引き落としを、カード払いに変える
  • 極力、現金での支払いを止め、カード払いに変える
  • 貯めたポイントは、すべて使う

この3つです。

節約を成功させるには、具体的な数字で判断する

「節約したい」と思うだけでは、節約を成功させることはできません。

それは、
  • 「欲しい」という欲求
  • 「このくらいなら大丈夫」という甘え

に勝てないからです。

節約を成功させるには、
「節約額を具体的な数字にし、それを達成できる仕組みを作る」
ことが必要です。

節約を成功させる仕組みは、予算を立てて管理すること。

そのために、予算管理ツールを作成しました。

具体的には、
  • 1年間で使って良い金額を、予算として決めます。
  • 使った金額を家計簿(家計管理ツール)に入力します。
  • 予算の消化率から、お金を使いすぎていないか、判断します。
  • 予算の消化率が100%を超えたら、お金の使い方を見直します。
日々の出費額から、1年でいくら使うことになるのか、予測しています。
その予測結果をグラフ化しています。
予算を超えないお金の使い方をすることで、節約を成功させます。
予算管理ツールが予測する、予算消化率のグラフです。

お金の使い方を見直す一例として、

  • ポイントを使い切っているか
  • 必要ないものを買っていないか

を、家計最適化ツールの出費内容から洗い出します。

節約の目的をはっきりさせて、達成度を把握する

いくら節約するか決めるためには、節約の目的をはっきりさせる必要があります。

たとえば、
  • 自宅や自動車を購入する
  • 将来の不安感をとにかく無くしたい
  • 投資資金を作る

など、人それぞれの目的があるはずです。

ただし、単に目的をはっきりさせるだけでは、不十分です。
目的に向かって進んでいるか分からなければ、不安なだけだから。

不安を解消するには、目標が達成できるか知る必要があります。

〇〇歳までに〇〇〇万円貯めることが節約の目的

そう決めたときに、目標が達成できるか知る仕組み。
それが資産形成ツールです。

何歳までにいくらの資産を作りたいか、目標を決めます。
その目標が達成できるか、また、何歳で達成できるかを予測します。
目標資産が作れるまでの年月と、年齢を予測します。

私は、年金の繰り下げ受給開始時期を遅らせることが目的です。
年金の受給開始時期を75歳にすることで、65歳で受給する場合の1.84倍の年金が受け取れるからです。

節約を楽しむためには、自分の感情を利用する

節約を「頑張らなければいけないこと」と考えると長続きしません。

節約は、楽しむものです。

節約を楽しむために、私は「負けたくない!」と思う感情を利用しています。

節約に限らず、ゲームでもスポーツでも、勝てることは楽しいことです。

予算を守れたときの達成感

予算は、月ごとではなく、1年で考えます。

というのも、月ごとに出費が多くなったり少なくなったりすることは、当たり前だからです。

そして、月ごとに予算を決めると、

  • 今月は予算を超えてしまった。どうしよう。。。

という、負の感情しか残りません。

それに対して、1年で予算を立てると、ひと月の出費が予算に与える影響は小さくなります。

「今月は、お金、使いすぎたかも」と思っても、予算の範囲内であれば、

「よし!予算を守れている」と、達成感に浸れます。

この達成感があれば、自然と節約できてしまいます。

買い物は、自分自身との勝負

食材は、スーパーマーケットを利用してクレジットカードで支払い、ポイントを貯めています。

このスーパーマーケットでは、週に何度か「〇〇円以上の買い物で、〇〇ポイントを追加」というサービスを行っています。

こんな時こそ、買い物のチャンスです。

「〇〇円をぎりぎり超える金額の買い物をする」、と自分自身と勝負します。

買い物の総額を暗算し、〇〇円をぎりぎり超える分を買います。

そして、レジで精算した金額が、自分の暗算と近いと、

「今日も勝負に勝てた!」と感じる快感が忘れられなくなります。

そうして貯めたポイントを、別の日に使うことで、自然と節約できてしまいます。

節約の秘訣は「当たり前」を疑うこと

過去「当たり前」だと思っていた、お金の使い方があります。

たとえば、
  • 電気/ガス代は、銀行口座からの引き落としが当たり前
  • 缶コーヒーは、自動販売機(自販機)で買って当たり前
  • タバコは、1日二箱吸って当たり前

でも、これらの「当たり前」は大きな勘違いでした。

ふと、
「なぜ、当たり前と思っている?」
という疑問が湧きました。

そこから、家計最適化ツールを見直して、「当たり前」を探し始めました。

自分の「当たり前」を疑うことで、節約できることはたくさんある、と実感しています。

銀行引き落としは、クレカ払いにすることで価値を生む

まず始めに気づいたことは、電気/ガスなどの公共料金が、「銀行口座引き落とし」になっていたことでした。

これをクレカ(クレジットカード)払いに変更しました。

公共料金をクレカ払いに変えることで、ポイントが貯まります。

このポイントを使って買い物すれば、自然と節約できてしまいます。

  • 銀行口座から引き落とされるお金は、価値を生みません。
  • クレカ払いにすれば、ポイントという価値が生まれます。

缶コーヒーを自販機で買う人はお金持ち

散歩中に飲む缶コーヒーは、安く売っている自販機で買っていました。

ところが、スーパーマーケットで、より安いペットボトルのコーヒーを見つけました。

500mlあたり75円の節約です。

これで、コーヒーの節約は十分だと思っていました。

しかし、そうではなかったのです。

ふと、
「コーヒー、水筒(マグボトル)使って作った方が安い?」
と気づきました。

帰宅し、マグボトルとインスタントコーヒーで手作りしたときの費用を、計算開始。

ペットボトルコーヒーとマグボトルでコーヒーを作った場合の、価格と費用を比較しています。
マグボトルの費用とペットボトルの価格を比較

結果は、1年で3万円以上の節約

しかも、コーヒーの味も自分の好みにできますので、満足度まで高まりました。

タバコは節煙すると満足度が高まる

喫煙歴20年。
いまさら、禁煙するつもりはありません。

タバコ代は、年間32万円。

嗜好品だから、この金額で「当たり前」だと思っていました。

しかし、そうではなかったのです。

ふと、
「このタバコ、吸いたくて吸ってるわけじゃない!」
と気づきました。

そこで、1本吸い終えたあとの2本目は、咥えるだけにしてみました。

すると、咥えているだけで十分なことが分かってしまったのです。

そして、節煙できてしまいました。

気づけば、月に1万円、年間12万円の節約です。

さらに、本当にタバコを吸いたいときの一服が美味しい!

満足度まで上がってしまいました。

節約の前提は、価格と価値を考えること

自分が買おうとしているモノやサービスがあるときには、その価値を考える必要があります。

どうしても欲しいモノやサービスを買うかどうかは、予算管理ツールで判断させます。

予算管理ツールに、欲しいモノやサービスの金額を入力します。
つまり、「買った」と仮定するということです。

そして、
  • 予算の範囲内であれば、「買う」
  • 予算を超えたら、「今、買う必要があるか」
  • 予算の範囲内に収まる日まで、買うのを待つか

を、判断します。


どうしても欲しいわけではないけど、必要なモノやサービスを買うときは、その価格と価値を考えます。

価値が同じと思えば、安いほうを買います。

価格と価値を考えるときに、知っておかなければいけないことは、

高いもの=価値が高いもの、ではない。

という考え方です。

初めての節約は、そんなに難しくない

節約を始めた年は、大きく出費を減らすことができます。

なぜなら、固定費を見直すことが、大きな効果を生むから。

固定費とは、
・住居費
・水道光熱費
・通信費
・保険料

など、毎月の出費が変わらない費用のことです。

ただし、

固定費は一度見直すと、そのあとの効果は薄くなります。

つまり、固定費を下げるときの予算は、前年の出費より大きく下げた予算にすることができます。
そして、固定費を下げたあとの予算は、前年の出費より小さく下げた予算になります。

民間保険を解約し、80,000円を節約

民間保険は、めったに起きないけど、起きたときの損害が大きいときの備えとして加入すべきです。

起きる確率と、起きたときの損害を考えると、

そして日本では、国民全員が加入している公的保障が充実しています。

たとえば、
  • 高額な医療費がかかっても、負担が軽くなる「高額療養制度」
  • 生計維持者が死亡したときには、「遺族年金」
  • 病気やケガなどで障害を負ったときには、「障害年金」

生計維持者とは、家族を養っていた人のことです。

事実、私は民間保険をすべて解約しました。

自分で想定できないことが起きたら、それはそのときに考えます。

格安SIMに変更し、75,000円を節約

現代の生活で必需品となったスマートフォン(携帯電話)。

通信サービスを提供する会社も、大手キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)から格安SIM会社まで、無数にあります。

私も以前は、月額7,000円程度の大手キャリアを利用していました。

しかし、いまは月額800円程度の格安SIMに変更しています。

格安SIMとは、大手の通信会社より低価格で利用できる通信サービスのことです。

  • 通話は、ほとんどしない
  • 外で、インターネットを使うことがほとんどない
  • インターネットは、自体Wi-Fiを使う

この使い方で、不満は一切ありません。

携帯料金に、月額7,000円の価値はありません。

お金は、使うべきときには使う

節約は、もちろん大切ですが、それは生活の満足度を下げないことが前提です。

逆に、お金は生活の満足度を上げるために使うべきだと考えています。

特に使っているお金は、
  • 書籍
    知識を深めるために、必要不可欠です。
  • ソーシャルゲームへの課金
    適度は課金は、ゲームを楽しむために必要不可欠です。
  • Blu-ray
    気に入ったアニメやライブを観るために、必要不可欠です。
  • タバコ
    嗜好品として、必要不可欠です。

これらの「ゆとり」を得るために節約しているので、満足感に浸れます。

まとめ

  • 節約しているつもりなのに、貯金が増えない
  • 節約したいけど、生活レベルは下げたくない

そう思っていた私でも、節約できています。

節約できた理由は、
  • 予算を立てて、数字で管理しているから
  • 自分の感情(負けたくない)を利用しているから
  • 自分の中の「当たり前」を疑ったから
  • 価値に見合わないサービスを解約したから

この4点です。

予算という具体的な数字で判断することで、「欲しい」という欲求を見つめ直すことができています。

結果として、節約に成功しています。

実際に、

予算の「数字」と自分の「感情」を利用して、
2023年の出費額は、2022年と比較して、17.3%(約55万円)節約出来ました。

とはいえ、「欲しいものを我慢する」ことはしていません。

予算の範囲内で、自由にお金を使っています。

生活の満足度を下げずに、節約できていると思っています。

予算という数字を使い、それを守ることで、

「長生きしたらどうしよう。。。」

を、楽しめる節約ができると思っています。

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