こんにちは!「ぼっちな、ぼっち」です。
原野商法二次被害にあいました。
次から次へと、都合3社ほどに、いいようにあしらわれてしまいました。
結局、数百万という大金を失いました。
特殊詐欺以外にも、グレーゾーンで暗躍している悪徳業者も沢山います。
『うまい話しには裏がある』
しみじみ身に染みた経験でした。
目次
原野商法ってなに?
- 将来、確実に値上がりする土地がある
- 開発計画があるので、高値で売れる土地がある
と、亡くなった父が勧誘をされ、土地を購入していたことから始まります。
実際にはこれらの土地は、値上がりの見込みがない山林や原野で、この不当な勧誘による販売手法を原野商法といいます。
原野商法二次被害ってなに?
私が被害にあったのは、この原野商法の二次被害です。
国土交通省や政府広報オンラインにて、「原野商法二次被害が増加している」と、注意喚起されています。
国土交通省のWebサイト・政府広報オンラインには
- 過去に原野商法のトラブルにあった消費者や、その原野を相続した消費者が再度トラブルにあうという「原野商法の二次被害」のトラブルが依然として、全国の消費者センター等に寄せられています。
- 最近の相談では、「あなたの持っている土地を高値で買い取る」といった電話勧誘をきっかけとして、「手続き費用」「税金対策」といった名目でお金を請求する。
と、あります。
原野商法二次被害を受けると、なにが起こるの?
ある日、体調を崩し寝込んでいるところに、見知らぬ不動産業者から電話がありました。
「あなた名義になっている土地を買いたいという人がいる。一度お話させて頂きたいので、お宅に伺っても良いですか。」と。
私は、父がその土地をいくらで購入したのかも知らなかったので、「多少でもお金になるなら、良いかな」と思い、会うことにしました。
不動産業者からは、「〇〇〇くらいで購入したい」と結構高額な金額を提示され、驚いた記憶があります。
ところが、
- 土地調査のために事前にお金が必要
- 整地費用が必要
などと言われて、払ってしまいました。
しかも、現金でないと取引はできないと言われ、言われるがままに現金を用意してしまいました。
大手不動産会社と似た名前の業者だったため、すっかり信用してしまいました。
一度カモられると、次から次へと業者がやってきます。
その後、次々と別の業者から電話がかかってきました。
- その話は嘘です。あり得ません。
- 酷い業者にあたりましたね。
- 解決を弊社に任せていただければ、お金を取り戻せます。
- ただ、解決のためには、多少のお金は必要です。
- 登記謄本では、あなたが現在の名義人になっています。そのせいで、勧誘電話が止まらないのです。
- 登記謄本の名義人を、弊社の関連会社にすれば、名義人が変わります。
- ただ、手続きには、費用が必要です。
- 土地を購入したいという顧客がいるので、仲介させてください。
- 顧客から、「隣の土地を合わせて購入したい」と言われています。
- 隣の土地を購入して頂ければ、すぐにでも顧客との購入契約を結べます。
「解決できるなら」「もう関わりたくない」と、思い詰めてしまった私は、お金を払ってしまい、結局大金を失いました。
弁護士先生に相談しました。
本来は(当たり前ですが)、お金を支払う前に、家族や友人に相談するべきです。
ただ私は、「ぼっち」なのでなので、誰にも相談できず見事に被害に遭いました。
こういう時、「ぼっち」はいいカモですね。。。
結局、預金が尽きかけて家を売却しました。
その後、売却先の大手不動産会社の担当者に、今回の二次被害の件を相談し、弁護士を紹介して頂きました。
最初の会社は〇〇〇会社ではないですか?
その会社は特に悪質で被害者の会もできています。
ですが、お金を取り戻すのは、かなり難しいです。
と、結局泣き寝入り。。。
- これらの悪徳業者は、代表取締役や専務取締役の名前に、ホームレスの名前を使っている
- ホームレスは、ただお金を貰って名前を貸しているだけなので、名前が何に使われているか、知らない
- そのため、誰が主犯格か、警察も追いかけられない
ものすごく高くつきましたが、いい勉強になったと思うしかないですね。
特殊詐欺(オレオレ詐欺)以外にも、悪徳商法の手法は様々ありますので、十分お気をつけください。
こんな性格で
「長生きしたらどうしよう。。。」