【長生きしたら、お金が足りない!】貯金を増やす仕組を作って対策する

【2024年1月改訂】

こんにちは!「ぼっちな、ぼっち」です。

この記事は、こんな人におすすめです。

  • お金について、漠然とした不安を抱えている人
  • 節約の秘訣を知りたい人

体は元気だけど、お金がない!


そんな生活は送りたくありません。

50代半ばで仕事をリタイアしたときには、「お金はあるから大丈夫!」と思っていました。


ところが、このままの出費を続けていると、長生きしたらお金が足りなくなると気づいたのです。


そこで、今の資産(お金)をどう守るか、貯金を増やすために何をするか、を考えました。


貯金を増やすために、真っ先にすることは節約です。
とはいえ、生活の満足度を下げる節約では意味がありません。


また、「節約しよう!」という気持ちだけでは、節約を続けることはできません。

ゆとりのある生活を送りながら節約する。
そのためには、感情を排除した仕組化が必要だと考えました。

そして、その仕組みを作りました。

その仕組みとは、Excelで作ったお金を守るツールです。

このツールを使って、2023年の出費を2022年と比べて、約55万円(17.3%)減らすことに成功しました。

そして、「どうやってお金を増やすか」、それも考えなくてはいけません。

その答えとして、お金にお金を稼いでもらうことにしました。

なぜ、お金が足りなくなるのか

老後2,000万円問題をクリアする資産を50代半ばで築きました。

当時は、「もう、お金の心配はない」と考えていたのです。

ところが、「お金ならある」と思っていると、何も考えずにお金を使ってしまいます。

たとえば、
  • ほとんど着ない、高価なブランドの洋服
  • 長続きしなかった健康器具
  • 自己満足のためだけのホームシアター

など、きりがありません。

こんな使い方をすれば、お金はいくらあっても足りなくなります。

感情のままに、「見栄」や「優越感」「承認欲求」にとらわれていれば、お金はどんどん足りなくなります。

お金ならある、と油断しない

2020年から、このままの出費を続けると資産がどう減っていくのか、予測を開始。

そこで初めて気づきました。

長生きしたら、お金が足りない!

完全に油断していました。

ここで取れる対策は、ふたつです。

ひとつは

もう一度働いて、お金を増やすことです。

50代半ばでリタイアした私は、時間を切り売りする労働はしたくありません。

なぜなら、今日が人生で一番年を取った日なので、自分のやりたいことに時間を使いたいからです。

もうひとつは

年金の繰り下げ受給開始時期を遅らせることです。

令和2年(2020年)に年金制度改正法が成立しました。

年金の受給開始時期を75歳にすることで、65歳で受給する場合の1.84倍の年金が受け取れます。

このふたつから、私の出した結論は、

ゆとりのある生活を送りながら、節約する

「節約する」というと、とにかく少しでも、使うお金を減らそうと考えてしまいます。

確かに、使うお金を減らせば減らすほど、「長生きしたらどうしよう」に耐えられます。

ただ、60代にもなって「ひたすら節約」という生活が楽しいとは思えません。

節約すべきお金と、ゆとりのある生活を送るためのお金、そのバランスを取ることが大切です。

節約するお金
  • 生命保険は不要です。
  • 電気とガスは、1社にまとめます。
  • 携帯電話の通信費は、格安SIMに変えます。
節約するお金

格安SIMとは、大手の通信会社より、低価格で利用できる通信サービスのことです。

節約しないお金

バランスの取りながら、今の資産(お金)を守ることができると考えています。

節約の秘訣は、仕組みを作ること

「頑張る!」気持ちだけでは、節約はできません。

節約できなければ、今の資産(お金)を守れない!

そこで私は、こう考えました。

感情のつけ入る隙がない、節約を成功させる仕組みが必要。

仕組みに必要なことは、「このくらいならいいか」と考えてしまう、自分の感情を排除することです。

さらに、自分の「損したくない」「失敗したくない」という心理を活用した仕組みが有効だと考えました。

たどり着いた答えが、Excelでお金を守るツールを作ることでした。

そのツールは
  • 家計最適化ツール
    いわゆる家計簿
  • 予算管理ツール
    日々の出費が、予算に収まっているか、教えてくれるツール
  • 資産形成/防衛ツール
    今のお金の使いかたで、「何年で目標資産が作れるのか」「何年資産を維持できるのか」教えてくれるツール
節約し、貯金を増やすために作った3つのツール。
それは、
「家計最適化ツール」
「予算管理ツール」
「資産形成/防衛ツール」
その関係性を表した、概念図です。
3つのツールの関係性です。

すでに販売されていた、家計簿アプリを使うことも考えました。

ただ、有料プランにお金を使うなら、自分で作ります。

なぜなら
  • 自分で作れば、お金はかかりません。
  • Excelの関数を使うスキルもあります。

仕組を作った効果は、短期・中期・長期の3つ

効果には、
  • 短期的な効果
  • 中期的な効果
  • 長期的な効果

が、あります。

効果には、

が、あります。

3つの効果から、節約を続けながら、ゆとりのある生活を送ることができます。

短期的効果は、クレジットカードの使いすぎを抑えること

クレジットカード会社のWebサイトで、支払額がわかる前に、支払額の目安を予測します。
最大、2ヶ月先まで予測します。
また、引き落とされたあとの口座残高を表示します。
クレジットカード支払額の目安を予測します。

短期的効果を実現するツールが、家計最適化ツールです。

このツールの最大の特長は、

最大2か月先までのクレジットカード請求額の目安を予測。

結果として、クレジットカードの使いすぎを抑えます。

中期的効果は、衝動買いを抑えて予算を守ること

日々の出費額から、1年でいくら使うことになるのか、予測しています。
その予測結果をグラフ化しています。
予算を超えないお金の使い方をすることで、節約を成功させます。
予算管理ツールが予測する、予算消化率のグラフです。

中期的効果を実現するツールが、予算管理ツールです。

このツールの最大の特長は、

「欲しいもの」を買う前に、予算を超えるか予測。

結果として、衝動買いを抑えます。

長期的効果のひとつは、資産形成のスピードを加速すること

月ごとの口座残高と、収支結果から、資産形成の進み具合を予測します。
その目標が達成できるか、また、何歳で達成できるかを予測します。
資産形成の進み具合を予測します。

長期的効果を実現するツールが、資産形成ツールです。

このツールの最大の特長は、

ある年齢までに資産を作りたいと思った時、それが実現できるか予測する。

結果として、資産形成のスピードを加速します。

もうひとつの長期的効果は、年金を受け取る年齢を遅らせること

年金だけで生活したときの、資産の変化。

もうひとつの長期的効果を実現するツールが、資産防衛ツールです。

このツールの最大の特長は、

今の資産と収入で、何歳まで生活できるか予測。

結果として、年金を受け取る年齢を遅らせます。

働かずにお金を儲ける

お金を得る方法には、
  • 地道に働いて、お金を稼ぐ
  • うまいことやって、お金を儲ける

のふたつがあります。

ここで、「お金を儲けること」=悪いこと/ずるいこと。

そんな風潮があるように感じられますが、私はそうは思いません。

どんな儲けかたをしようと、お金はお金です。
お金には、良いも悪いもありません。

ただ、「悪いお金の儲けかた」は、あります。
そんなお金の儲け方は、論外です。

そして、お金を儲けるために、私が見つけた答えのひとつが、

でした。

具体的には、自分のリスク許容度の範囲内で投資をすることです。

そして、短期間で大儲けしようとは、考えていません。

短期間で大儲けしようと考えた時点で、それはリスクを取りすぎています。

リスクを取りすぎてしまうと、お金を守ることはできません。

悪徳業者は、心の隙間を突いてくる

私は、原野商法二次被害にあい、数百万を失った経験があります。

そもそも、原野商法とは、1970年ころから社会問題となった販売方法です。

たとえば、
  • 別荘地として値上がりする土地がある
  • 開発計画があるので、高値で売れる土地がある

と言って、価値のない原野や山林を、不当な勧誘で販売していました。

私が被害にあったのは、この原野商法の二次被害です。

父から譲り受けた「土地を売って欲しい」という、おいしい話に乗ってしまいました。

相手は、人の心の隙間を突いてくるプロです。

「自分は正しいことをしている」と思わせて、お金を巻き上げていきます。

世の中には、そういう人間もいることを忘れてはいけません。

君、どう見ても怪しいんだけれど!検針票なんて見せないよ!

まとめ

体は元気だけど、お金がない!

そんな生活は、送りたくありません。

その解決策のひとつとして、

年金の受給開始時期を75歳にする

が、あります。

なぜなら、受給できる年金額が、65歳で受給する場合の1.84倍になるからです。

75歳で年金を受給するために、まずは資産(お金)を守らなければいけません。
そして、貯金を増やさなければいけません。

お金を守り、貯金を増やすために真っ先にやることは、節約です。

とは言え、「節約しよう!」という気持ちだけでは、節約できません。

節約を成功させるためには、感情を排除した仕組を作ることが必要です。

たどり着いた答えが、Excelでお金を守るツールを作ることでした。

そのために、
  • 家計最適化ツール
  • 予算管理ツール
  • 資産形成/防衛ツール

を作りました。

このツールそれぞれに、
  • 短期的な効果
    クレジットカードの使いすぎを抑えること
  • 中期的な効果
    衝動買いを抑えて、予算を守ること
  • 長期的な効果
    資産形成のスピードを加速すること
    年金を受け取る年齢を遅らせること

が、あります。

3つの効果から、ゆとりのある生活を送ることができます。

同時に、少しでも資産を増やすために、投資も続けています。

ただし、短期で大儲けしようとするのではなく、自分のリスク許容度の範囲内での投資です。

そうしないと、お金は守れません。

気づいたら、お金がない!

そんな、

「長生きしたらどうしよう。。。」

ほんと、どうしよう。