こんにちは!「ぼっちな、ぼっち」です。
父から譲り受けた日本個別株が、それなりに利益を出していたので、自分でも株の売買をやってみたくなりました。
ほとんど勉強もせずに、始めてしまいました。
こんな投資のしかたで、儲かるわけがありません。
幸運にも、大失敗から、少しの失敗で、手を引けました。
もし、次に日本個別株を買うとしても、まだ知識が足りません!
父から譲り受けた株をすべて売却し、それを投資原資にして、日本個別株投資を始めました。
自分で稼いだお金ではなく、たまたま手に入れたお金でしたので、何も勉強しませんでした。
当時は、ただ「面白そう」と、好奇心とゲーム感覚で始めてしまいました。
当たり前ですが、こんないい加減さで勝てるわけがありません。
日本個別株に限らず、投資という世界は、勉強しないで勝てるほど甘い世界ではありません。
目次
証券会社からの誘惑
証券会社からの誘惑も沢山来ました。
- この会社は業績が良いので、買い時です。
- 新規公開株(IPO)に申し込みませんか。
- 新規に社債が発行されます。買いませんか。
などなど、言われるままに、株の購入をしていました。
すべて失敗(損)でした。
対面取引からオンライン取引へ変えたみたものの
こんな経験から、証券会社の営業から勧められて株式売買しても儲からない、と学びました。
オンライントレードのコースも「担当者からアドバイスを受けるコース」から「自分で取引するコース」に変更しました。
自分で株式銘柄を選択する!と意気込んでみたものの、何も勉強していなかったので、
- 社名を知っている大企業の株式
- オンライントレードの銘柄選択で、割安になっている会社の株式
などを売買していました。
一応、
- PER(株価収益性)
- PBR(株価純資産倍率)
- ROE(自己資本利益率)
程度は勉強し、売買していました。
PERは、企業の純利益をもとに、株価の割安性を示しています。
数値が小さいほど割安です。
PBRは、企業の純資産をもとに、株価の割安性を示しています。
数値が小さいほど割安です。
ROEは、株主の投資資金をもとに、どれだけ効率的に利益をあげているか、を示しています。
数値が高いほど魅力的です。
また、1社に集中投資するのは危険だと思いました。
複数社(10社程度)の情報を集め、時間をかけて調べてみました。
ですが、その企業がビジネスをおこなっている市場は成長市場なのか、飽和市場なのか。
また、その企業の収益源は何か、競合に対する強味・弱みは何か。
など、本質的なことは、分かっていませんでした。
当然、失敗(損)です。
たまたま手に入れたお金で始めたとはいえ、損失が25%程度になった時点で、一旦清算することにしました。
清算したことで、株価に一喜一憂しなくなり、心が落ち着いたことは覚えています。
逆転の目がある、と思った。
私は、ここまで損失を出しても止めなかったのです。
損失を出したことよりも、自分の浅はかさを許せませんでした。
そして、勝てる確率の高い投資手法があると、気づきました。
それは、退職し数年経ったあとの話です。
そもそも、失敗の原因は、その企業の本質的価値も利益構造も分からない会社の株式を売買していたから、と考えました。
前職の経験から、退職前に所属していた業界に関係する企業の価値が妥当かどうか、多少は分かっていました。
残った投資原資で、これらの企業の株式を購入し、たまたま年利20%強で利益をだすことができました。
なかには、含み損がでていた株もありました。
自分の想定より含み損が膨らんだ場合、損切すべきですが、損が確定してしまうのが怖くて売れませんでした。
売るか売らないか、悩んでいるうちに、幸運にも多少の含み益がでました。
また下がるのが怖くて、即座に売りました。
含み損とは、例えば100円で買った株の株価が90円になったとすると、数字上10円の損になっている状態のことです。
損切とは、株価が下がった場合に損失が膨らんでいくことを避けるため、株を売って損を確定させることです。
結果、失った損失の80%を取り戻し、トータルの損失を5%程度に収めることができました。
本当に、幸運に恵まれたとしか、思えません。
年利20%の利益を出したときは、「このままいけるかな?」と一瞬思いました。
ですが、ウォーレン・バフェット氏ではないので、年利20%の利益を継続することなどできない。
今回の利益もたまたま上手くいっただけ。
と、自分に言い聞かせ、個別株投資からは手を引きました。
ウォーレン・バフェット氏は、卓越した投資手法を持ち、投資の神様と称される人物です。
次に日本個別株を買うなら
株で成功する人は、本の一握りです。
自分は、そこには入れない、ということを自覚しておきます。
そして、
含み損が、〇〇円になったら売る、基準を決めます。
そのために、自動的に株を売却してくれる逆指値注文を使います。
逆指値注文とは、「価格が下落し、指定した価格以下になれば売り」とする注文方式です。
新興市場の株は、買いません。
これらの株は高い成長性が見込まれるかもしれませんが、自分の知らない業種に投資する勇気は持てません。
新興市場とは、主にベンチャーなど成長が期待される企業が上場している市場です。
そして、株を買おうと思っている企業の、
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- ROE(自己資本比率)
- 出来高(売買高)
を判断材料とします。
- 出来高が大きければ、株の売買が活発に行われているので、安定している株かな、と考えます。
- 出来高が少なければ、少しの売買で株価が大きく動くので、注意が必要かな、と考えます。
PERやPBRといった指標は、低ければ良い、という指標ではないと思います。
株が割安になっている理由があるはずなので、単に割安だから、という理由では買いません。
指標は、あくまで参考として見ておきます。
この4つの指標に加えて、
- どんな業界で
- 何を提供し
- どうやって利益をあげているのか
などを調べて勉強し、その本質を見極めてから、買います。
日本個別株投資を通じて学んだこと。
それは、勉強しないで勝てるほど甘い世界ではない、ということでした。
「長生きしたらどうしよう。。。」
と、考えている私には、日本個別株は荷が重いかなぁ。
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